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まく子のtheocatsのレビュー・感想・評価

まく子(2019年製作の映画)
2.1
邦画ほのぼの系ファンタジーのネガ点が集約

ピュアな感性の持ち主なら何らかの共感が生じるのかもしれないが、ファンタジーではあってもメリハある現実性に即した深みを感じさせる展開を求めるような人間には食い足りない印象となるだろう。

そもそもの原作がフワフワ系ということなら適切な演出なのかもしれないけれど、余りに柔和すぎる表現に感情も動きようがなかったという感じ。

ロケ地四万温泉の魅力も伝わってきたとは言えず、観光誘致映画としても弱いかな。

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