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ザ・ゴールドフィンチのfmofmojimoのレビュー・感想・評価

ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)
3.2
中学生のテオは、母親とメトロポリタン美術館に来ていた。一枚の絵「ゴシキヒワ」(The Goldfinch)の前で、母親は別の絵を見に行くと言ってテオの側を離れる。「ゴシキヒワ」の前にいた女の子が気になったテオは、そのままその絵を見ていたが、突然、爆風が起き、美術館が崩壊する。
メトロポリタン美術館の爆破テロに巻き込まれてテオの母親は亡くなり、半年前に家を出ていった父親とは連絡がつかず、テオは孤児となってしまう。友人の家に引き取られたテオは、美しく上品な母親サマンサに気に入られ、新しい居場所を見つける。
また、テオは爆発の現場で「ゴシキヒワ」の前で女の子と一緒にいた老人ウェルティーに指輪を渡され、店に届けてほしいと頼まれていた。店を訪ねると、そこはアンティーク家具の修理工房と販売店で、ウェルティーのパートナーであったホビーに教えられ、テオはアンティークの世界に引き込まれていく。

かつて運命的に火災から生き残った名画「ゴシキヒワ」に翻弄された少年テオの秘密。
居場所を得るために求められている人物を振る舞うことを身に着けていく。

テオの波乱万丈な人生を追っていて面白さはあるが、起こる出来事や登場人物のキャラクターが濃くて考えることが多く、いまいちテオの感情や考えも読みきれず、なんとなくごちゃごちゃしたまま終わってしまった。
ニコール・キッドマンが意味深すぎたり、ホビーが怪しすぎたり、、、
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