さくらもち

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~のさくらもちのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アニメ第3シリーズへ向けて復習。

アニメシリーズから外れた、劇場版でのクミコ(黄前ちゃん)の2年生。

新しく入部した1年生のフォローで黄前ちゃんが苦労するというのが中心で『リズと青い鳥』の裏ではこんなことが起こってたのか、とラストの演奏シーンを見て気づく。

チューバの1年生、久石かなでちゃんは黄前ちゃんを困らせるために存在しているような可愛い後輩で、制作側のご都合によって存在している感じがなんとなく不憫だった。裏表性格態度と痛烈な発言と辛い過去の経験がチグハグでムズムズする。

サンフェスの衣装の大胆さが気になる(腹だし!)全員腹だしの衣装はキツいでしょ。

黄前ちゃんと塚本くんの件は、黄前ちゃんの恋愛シーンを描くことを省こうした制作側の判断のように思えた。
塚本くんと会った後に高坂レイナと会うのもファンへの配慮だろうなとか。
とはいえ、塚本くんとのデートシーンはありがたい。まじで。

『リズと青い鳥』があったからこそ、最後の演奏シーンで感動するものがあったけど、あの映画がなかったら最後の演奏シーンは退屈だったかも。(あらゆる生徒のあらゆる角度からの映像が永遠と)

リボン先輩のしっかりした部長態度が見れたのは良かった。先輩たちのシーン好き。


うーん、全体的に制作サイドの事情考えてしまう素直に楽しめない映画になってしまった点は残念。主にかなでちゃんのムズムズが原因。

追記
映画観た後に気づいたけど、公式ホームページに吹奏楽部員の細かいプロフィールが載ってて、モブ部員も載ってて、これ見てから映画見れば良かったと思った。お気に入りモブが見つかるかも。
さくらもち

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