Atsuhito

エリック・クラプトン~12小節の人生~のAtsuhitoのレビュー・感想・評価

4.6
中学の卒業作文でテーマにするくらい昔からクラプトン大好きで、公開されてすぐ映画館へすっ飛んで行きました。クラプトンの軌跡を時系列でドキュメンタル的に綴っていく作品で、変な脚色がなく初めて見る映像も沢山でとてもよかったです。

ギタリストとしてはもちろん、その歌に強く惹かれるのですが、ある程度熱の落ち着いた今冷静に見ると女性崇拝的で極端な思考を行ったり来たりする人だからこういう歌詞が書けるのかもな...。という印象を受けました。特に劇中ではPresence of the lordがかなりグッときました。「遂に生きていく場所を見つけた/神の御前に」という歌のその先にはさらに試練の多い大変な人生が待ち受けていて、それでもそれを通り抜けて今日彼が生きていて歌っているという事実を思うと勇気が湧いてきます。

ギターの神様と言われてファンなのでもちろんそうも思いますが、映画をみると結構不器用でダメな人間くさい人なんだなという印象を受けて、それはそれでまた愛が深まりました。

余談ですが個人的なド偏見で「クラプトンはペンタしか使わないからおもんない。」とかいう奴は音楽を感じるセンスのねぇクソイチビリジャズかぶれ野郎だと思っています。笑

やっぱり永遠のヒーローです。何度も何度も観たい。
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