アもん

ビューティフル・ボーイのアもんのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
4.6
ティモシーのファンだなんて、流行りすぎて恥ずかしい!なんて思っていたが、気づけば、ティモシー映画はほとんど見ているではないか私。その中でも、この映画はティモシー史上一番すごかったと思う。

ドラッグ中毒なんぞ遠いと思っている人からするとどう映るのだろう。ドラッグは知らずとも、心がひっくり返っちゃう、ぐんぐんと深いところからもう戻れなくなっちゃうと自分の精神、心を考えたことがある人が観たら、このティモシーの表情、動きに恐怖すらの感じるほどの同感をせざるを得ないだろう。


これがドラッグ中毒からその後8年クリーンでいつづける『13の理由』に参加もする脚本家の実話の本から、というのだから、そりゃここまでリアルな訳だ。その終わりを知ってしまうと、なんだか希望がある気がするが、この映画ではほぼ希望はなく終わるのが、今回の脚本の大事なところだと思った。実話なのだから、ほかは忠実に描けばよい。

苦しい映画だった。
今はティモシー目線だった。
2回目はもう見たくないな。けど、
スティーブカレルの目線になったときに、
見なければいけないと思う。
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