第二弾レンタルに備えて数年ぶりの再鑑賞。
さすがは「新しき世界」のパク・フンジョン監督・脚本作品。こういうサイキックアクション映画でも存分に魅せてくれるなあ。
遺伝子操作から生まれた特殊能力を持つ一人の少女。スティーブン・キング原作の「キャリー」や「ファイアースターター(炎の少女チャーリー)」のように出尽くした感があるテーマではあるものの、ヒロインのキャラ設定や脚本構成が抜群に上手い。
やっぱり、キム・ダミの存在感が凄いね。ちょっとファニーフェイスで表情を隠した演技が終盤のドンデン返しにすっごく効果的。
研究所を舞台にした怒濤のアクションバトルも、まるで漫画を実写化したような凄いド迫力。
育ての両親と親友との絆を描くエンディングも好み。
「パラサイト 半地下の家族」のチェ・ウシクが出演していたとは、全くキャラが違うので驚き。