シネフィルmonk

キューブリックに魅せられた男のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

3.7
四年前、キューブリック没後20周年特別企画で『キューブリックに愛された男』と同日にカップリングで上映された作品。タイトル通り、映画の細部にこだわり気難しいイメージのキューブリックを裏方として支え続けた二人の男にスポットを当てたドキュメント。

こちらは、『バリー・リンドン』でバリーの血の繋がらない息子役を演じた男が俳優をきっぱり引退。映画会社や俳優の仲を取り持ち、キューブリックが信頼する重要な秘書役として彼を30年に亘り補佐続ける。役者として期待された男の転身をインタビュー、関係者らの証言で浮き彫りにしていく。
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