40歳を前にして子どもを持ちたいと焦るオリビアと、まだまだ子どもっぽさが抜けない年下のパートナー・アレックス。そのことで口論になった夜、酔ったアレックスはうっかり隣人のジャックと寝てしまう。動揺したアレックスは子どもを持つことに同意するが、オリビアが体外受精で無事に妊娠したと分かったその日、アレックスも妊娠していると発覚し・・・
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デヴィテナ目当てに観ました。
自分の子どもを身ごもってるアレックスのため甲斐甲斐しく尽くす姿は良きパパ（髪の毛梳かしてあげてるのかわいすぎた）、でもオリビアにとっては自分の立場とアレックスを奪って勝手に父親面する憎いクズ野郎。デヴィテナが見事にちゃらいクズ男と良きパパを同時に成り立たせてました。
どんどん仲良くなっていくアレックスとジャックに嫉妬し、孤立していくオリビアが面白おかしく描かれてるコメディ映画なんですが、敵対してるオリビアとジャックのやり取りにも時々ほっこりするし、と思ったら急にシビアな展開もあったりして、中々笑ってるだけじゃ済まない映画でした。
ところで、妊婦教室に勝手にやってきたデヴィテナが革ジャンを脱ぎっとした瞬間、思いがけず二の腕が出てきたことに動揺してビックリしちゃいました。なんかもう不意打ちすぎて。
そもそも私、デヴィテナってかっこいいな～って目線じゃなく、声や喋り方やキャラに惹かれて好きだと思ってたので、えっ、私デヴィテナのこと性的に好きだったの？そんな目で見てたの？って戸惑いしかなくて・・・キモイこと言ってホント申し訳ないんですけどこの動揺誰か分かって・・・
↓以下ネタバレ感想
うああぁあぁあん！辛すぎる！辛すぎるよ！！！
今まで観てきた映画やドラマでも流産しちゃうってお話はいくつかあって悲しかったけど、死産した赤ちゃんを産むっていうのは観たことなかったから、そうだよね、そうだよねってめちゃくちゃ辛かった。
もうほとんど産まれそうだったのに・・・お腹痛めて出産しても、もう産まれてくる子は死んじゃってるんだ、泣いたりしないんだって思ったらあまりに辛過ぎて耐えきれない。
生きて産まれることはできなかったけど、頑張って成長した姿を見てあげなきゃ、抱っこしてあげなきゃって思ってもアレは無理だよね。絶対無理。あまりに辛すぎる。赤ちゃんを見ることを拒否するアレックスの気持ちが分かり過ぎてとにかく辛かったです。オレンジのチン●の話から振り幅があまりに大き過ぎる映画でした。
