ちろる

赤毛のアン 初恋のちろるのレビュー・感想・評価

赤毛のアン 初恋(2016年製作の映画)
3.6
アンが来てからというものグリーンゲイブルズにはいつも小さな事件が生まれる。
それは時に大人をヒヤヒヤさせ、時に大人を怒らせて、でもなぜか人を笑顔にもしてくれる。

相変わらず口から生まれたようにしゃべる元気なアンは、いつも不機嫌なマニラと優しいマシュウと幸せに暮らしていた。

お菓子作りはいつだって心配するし、大親友ダイアナののお泊まりで大失態をやらかす。

先生や牧師は変わり、マシュゥの老いを感じ、いつも意地悪だったギルバートはなぜか優しくなって、いつまでも同じ時間が流れているわけじゃないことを知り、13歳になるのは思ってたよりずっと複雑なのだと分かってくるアン。
ギルバートの変化を受け入れられなくて、アンは助けてもらったお礼もできない。
アンは、いつまでもこのまま少女のときのままでいたくて、地団駄踏んでるよう。
でもこのままじゃいられないのも知っている。
アンの初恋は今始まったばかり、大人への階段をどう登っていくのか?その答えは次回作へと繋がっていきます。
ちろる

ちろる