主人公スターは
白人裕福層が多くを占める私立校に通い、ドラッグに染まる事なく温かい家庭で育つという背景で、
ミネソタの現実と同じと語るには少し難しいが、
その現実に危機感を覚えることがない日々に浸かっている自分には、考えさせられるきっかけになった思う。
私達にはまず「知ろうと思うこと」が大切だから。
ラストシーンの日常の回復は、
多くの人が違和感を覚えるかもしれないが、
私にとっては
この事件さえも被害者が変わりまた繰り返される「日常」の一つなのかと感じられた。
心に残るのはOTP。
自分達の尊厳を伝えながらも
理不尽な危険から命を守るすべを教え、
自分の命に代えて子供を守る。
そんなスターの両親のような
ONE TRUE PARENTS
であるか。
自分に問われたものも大きかった。
