高評価だったので自宅で視聴。コロナ災禍で外出憚られ。
う~ん、個人的にはハマりきらなかった!
ところどころ、スマホいじったり、中断したり。
いや、見所はある!
慎吾ちゃんのダメ男っぷり。諦めの悪さ。良く言えば執念深い?
この男、何かに取り憑かれている。
監督は何を描きたいんだろうと、見ながらずっと思っていた。
ギャンブル依存症?
屈折した愛情が招く悲劇?
震災が人々に落とす影?
言ってみれば人と人との心の通い合いを様々な要素から描いてるんだろうけど、もう一段の踏み込みが無かった。なんだろう、暴力や狂喜にしても描き方が中途半端で物足りないのだろうか。リアリティが今一つというところか...
ストーリーの展開としては後半に畳み掛けるように見所あるシーンが舞い込んでくる。中盤は凡庸。
香取慎吾は対当たり演技で好印象ではあるものの、ところどころ慎吾ママだったり、ビストロスマップで喜んでた慎吾ちゃんが見え隠れしてしまう。
リリー・フランキー、西田尚美はともかく、周りをメジャーではない俳優が固めているため、「調和」にも限界があったというところか。
最後に、決して悪くはないのです!