このレビューはネタバレを含みます
戦争映画というと、戦闘シーンとか出征の場面が思い浮かぶんだけど、この作品は戦争の裏側を描いてるのが斬新で面白かった。
菅田くんと柄本佑のコンビがめちゃくちゃ良い。
最初は、この若造が!って感じでキイッと睨みつけてたのに、櫂の数学能力の凄さが分かってからは献身的にサポートするのが最高だった。
舘ひろしは、あぶ刑事のイメージしかなかったが…こういう役が似合うお歳になられたのだなぁとしみじみ。
終盤で平山案の平山さんが、戦艦大和を造る理由を櫂に明かすところは何とも言えない気持ちになった。
最初の場面で見た大和の最期が思い出されて辛くなる。
それにしても前情報とか何もなく、マンガ原作というのも知らずに観たので、櫂直が実在の人物なのかと思ってたんだけど、さすがにそれはなかったか。
言われてみればすっごいマンガの主人公っぽいよね。
今回のMVPは柄本くん。
早口のセリフが上手すぎるし、真面目だけどほんのり笑えるあの雰囲気を出せるのは彼しかいない。気がする。
紅一点の浜辺美波が可愛すぎた。
戦争映画を観て、あーなんか面白かった!って感想が出たのは初めてなので新しい体験だったよ( ˶˙ᵕ˙˶ )