ものすご〜く観たい映画ではあったものの、ものすご〜く観たくない映画でもあって絶対に私の心の中をグチャグチャにしてくれるだろうとあらすじで感じて今まで避けて通ってましたが、アマプラで配信が今日終わるみたいなので重い腰あげて観た。
死にたくもないけど生きる為にやらなければいけないことが多すぎて嫌になる。
知っていればもう少し楽に生きれたかもしれないけど、誰も教えてくれないし、身障者である事を受け入れてしまいそれを理由に仕事をクビにされても仕方ないと諦め、さらにそれを免罪符にして犯罪に手を染めてしまう。妹も自身の足もコントロール出来ずにむしゃくしゃして妹に感情に任せて手を挙げてしまう所、あまりにも傲慢で悲しくて辛くてしんどくなった。
妹が売春をどういう風に捉えているのか、何度も相手に私の事好き？って聞くところとか幼い頃の行動(兄がフラッシュバックしてしまう程頭に残っているのが気になる)
必要とされてる＝愛されてる？なのか、それとも単純に面白い、楽しい？それでも正しく自分の気持ちを言葉にできない妹に対してやらせるべきでは無かったよね…
ここまで貧困なら生活保護などの社会保障制度を何故利用しないのか？と思ってしまうんだけど、本来その制度を必要としてる人が理解して申請を出来るかと言われればきっとそうじゃないんだろうな、と思う。だからこそ見限らずに気にかけてくれていたはじめくんがなぜ教えないのか？と気になってしまった。頼らないといけない部分がズレてたなあって。
なんかもう全部がしんどかったよ、もう観たくないな。
最後の電話こそ、希望であってほしい。
