このレビューはネタバレを含みます
「さがす」と同じ監督。高い評価を得ている片山慎三監督の長編デビュー作だそう。
自閉症の妹とボロアパートに暮らす足の悪い兄。ある日妹が行方不明で帰ってきたと思ったら男の相手をして金を得ていた…
これに味をしめた兄は妹を使い売春を始める話。
なかなかのクズ兄貴なんだけど妹は身寄りもなく自閉症の為罪の意識も何もない。むしろ楽しそうに商売し、なんだかんだ兄妹関係も悪くないという不思議。
どこかクスッと笑えるところと貧困・シリアスの両面を併せ持つ。
性描写は結構過激なので一人で見ることをオススメする。妹役の女優さんは自閉症、フルヌード、濡れ場多数、売春など体を張りまくりだった。
兄貴が学生にカツアゲされそうになった時にアレで対抗したシーンはめちゃくちゃ汚いんだけど笑った。その後の握手も。。
最後の電話のシーンも良かった。