アリスinムビチケ図鑑

リアム16歳、はじめての学校のアリスinムビチケ図鑑のレビュー・感想・評価

4.0
平成ラスト2本目のレビューは、
リアムとママのハートフル青春コメディです💓(これでラスト❣️)

生まれてからお母さん以外の友達も、恋人も知らなくて、
友達手帳には家族の名前だけだったリアムと、
余りある程の愛情をたっぷり注いで、
時には親友、時には恋人、時には先生の代わりを務め、
二人三脚をしながら、優秀な成績で高校卒業レベルまで自宅学習のみで立派に育て上げたママ。

家族だけのプロムのシーンも、
ママとリアムが仲良くて、まるでカレカノの関係みたいで楽しそう💓

天文学が大好きで、尊敬する人はママとホーキング博士。
そんなホーキング博士の次に有名な天文学者になるのが夢だったリアム。

初めて観る天使の様な義足の美女"アナスタシア"に一目惚れをして、
楽勝だったはずの高卒認定試験をわざと間違えて、同じ高校へ通う道を選びます。

"リアム初めての自我の芽生え"の瞬間で、
お母さんとしては「ついに反抗期に入ったのか…」になる訳で😅

何でもやり過ぎなくらいに完璧な指導をするママは、
"10代の反抗"プログラムをリアムと2人で考えます。

"キスをする"とか"ドラッグ""酒"などの、
ちょっとヘビーだったり下ネタ混じりだったりの海外ティーンあるあるネタの課題を
親認定で行うちょっとヘンテコな反抗期プログラム🙄

アナスタシアの高校へ入学希望で校長と面談をすると、
たまたま"マリア"と言う成績優秀な女生徒が体調不良で休学中と言うラッキーな場面に😁

期間限定でマリアの代わりに授業を受けたりダンスをする約束でリアムは通学許可を貰います。

リアムの初めての恋の行方は?
初めての高校生活は?
初めての沢山の友達は?

今迄、ママと二人だけの小さな世界しか知らなかったリアム。
外の大きな世界が開けて新しい風が吹き変化して、
沢山の初めてに触れ経験するリアムに、観ている方までワクワクが伝染して幸せな気分に💖✨

小さな世界が突然開ける感じや、
リアムの初めてにドキドキしたりワクワクしたりする純真さが、
ちょっとだけ『ブリグズビーベア』みたいな温かな空気みたいに感じてホッコリと癒されます🤗

リアムにとって、外の世界へ飛び出すのは、雛が親鳥から離れて独り立ちをする様に自然だけどとても大変な事で大切な事。

そして、ママにとっても、大切なリアムを手放すのは不安だし辛いけど、
いつかは必ず訪れる事で、子離れをする為に必要な事だったのだと思います。

男子のリアムが、女子のマリアに成り切って違和感なく学園生活をするのが何とも面白い設定で、
監督のセンスの光る設定だと感心してしまいました🤔

あまり上映館は多くないですけど、
笑えて、癒される楽しい映画なので足を運んではいかがですか?
おススメですょ💓😉

令和の時代も平和で素晴らしい日本であります様に✨