ゆみモン

母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。のゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『小川町セレナーデ』での安田顕が素晴らしかったので、他の出演作品を探して本作品を鑑賞した。

安田顕はもちろん、母親役の倍賞美津子、父親役の石橋蓮司が、なんともチャーミングだ。

実話というのが凄い。

死後1年経ってわかる、母親からのプレゼントだが、もう少し説明があってもよいのでは?と思った。
中学校のサトシが白血病の治療で入院した際に、母親が「これに精子を採って入れなさい」と言ったことと、妻の真理が預かっていた缶の中の記事の切り抜き(それもチラッとしか映らない)で想像できたが、わからない人もいたのではないか?
当時、そこまでの知識を得て行動していた人は少ないと思われるので、サトシの母親は本当に凄い人だ。