ラグナロクの足音

海だけが知っているのラグナロクの足音のレビュー・感想・評価

海だけが知っている(2018年製作の映画)
3.5
島の独特な文化を通して都会から辺鄙な島にやってきた教師が、島で貧しい暮らしをしているマナウェイとの交流を通して変化していく物語。映画の醍醐味は子どもの演技力とよくいうけれど、この映画は教師以外全員演技未経験の普通のガキンチョ!なのに天才的な演技をみせてくれた。存続が危うい伝統文化の状況を描くだけでなく、島の貧しい経済的なリアルも映し出した。海に潜るシーンがいいね。舞台挨拶に来ていた祖母役の女性は、実際に島で孫を育てていた方で養育費のために映画の出演を決めたとか。言葉わかんないけど、泣きながら質問に答えてるの見たらもらい泣きしてしまった。
ラグナロクの足音

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