衝撃のユリ・ゲラーの「携帯切ろうね」の注意ではじまるwwwユリ・ゲラーの無駄遣いすぎるwww
前半はおなじみ山口敏太郎さん、飛鳥昭雄さん、中沢健さんら3人のオカルト新説のプレゼン大会。嬉々としてネッシーを探しに行く中沢さん。楽しい。いつもの通り少しバカ寄りのオカルト番組。
そして後半は”オカルト”に真摯に向き合う3人のドキュメンタリー。意外や意外、ところどころほろりとさせられてしまった。この3人を追う事で、「何故人は”オカルト”=“隠されたもの”にここまで魅了されるのか？」という疑問を”緊急検証”しようという趣向らしい。苛烈なほどの熱意でオカルトに向き合う3人。ラストにかかる筋肉少女帯『オカルト』のカッコ良いことといったら！
中沢健さんが「オカルトは現実逃避かもしれない。けれどこの世界はつまらない。UMAやUFOが本当にいないとなると、この世界の楽しみの半分がなくなる」とぽつりぽつりと語っていて、ああ、本当にそうだなあ、と。
この目に見える世界、生きるに値しないかもしれない世界にも、もしかするとまだ発見されていない”隠されたもの”があるかもしれない。それを追っている間だけは夢を見られる。ある一種の厭世観を共有する人々(もちろん私も)にとって、”隠されたもの”とは、その存在こそが希望なのかもしれないと、この映画を見て思いました。
