序盤★2 中盤★2 終盤★2
“縁”をテーマとした全7作
“台北発メトロシリーズ”
ソフト化第6弾、
鑑賞5本目、“中正紀念堂駅”編。
1本前に観た同シリーズ
『西門に降る童話』と同監督作。
オープニングとエンディングにて
今シリーズ全7作の主要キャストやシーンが紹介されるつくりなんで、
その辺を踏まえていないと意味不明かと…!
(今シリーズは劇場用とテレビ用で製作され、どうもこれはテレビ用のオープニング、7作目“終点”でも同じものでした)
ここでは110分、
アマプラでは139分と少し長めでしたが、
ヒロイン役チェンシーを演じる
ビアンカ・バイがドタイプ😍で観きれた印象。
調べてみるとこのかた176センチの長身を活かしモデルもこなすそうで、
少し松下奈緒さんを彷彿とさせる雰囲気です♪
このシリーズの多くで台湾の街並みを愉しむというのもありますが
“食文化”に関しては“ルーロー飯”がちょいちょい出てくる程度。
今作では料理はたくさん出てきますが
“洋風”メイン(意味はあるけど…)だったのが少し残念ポイント!
物語は共に結婚している男女による
ダブル不倫かと思ってたけど、
そこまで不倫がどうこうというより、
寂しさ抱く男女が少し“ときめいた”程度に収めており、
不倫モノ嫌いのオレでも
そんなに嫌悪感を抱く作品ではなかった!
男側のリー・フォンが妻に相手にされず寂しさ抱くのは理解できましたが、
チェンシーが一番抱えている寂しさって“肉親の喪失”。
たしかにピアニストの夫は仕事が忙しく家を空けることは多いけど
結構暇を見つけては帰宅するし、
妻をちゃんと気にかけていて(この辺が男女で受け取りかたが違うのかもですね…)、
そない魅力的な男性が現れたところで…
って少し感じましたが、
これがオトコには理解できない
“女心”ってやつなんでしょうね!!!
ある有名な不倫モノ映画で夫が
「彼女とは何もなかった(寝てない)」って精一杯の言い訳をし、
それを聞いた妻は…
「そのほうがもっと悪いわ」
っと言い放ちます。。。
つまり“カラダの浮気”のほうがマシ、
“ココロの本気”は許せないって意味で、
今作でのチェンシーはそこまで本気ではなかったとオレは捉えていて、ちょっと魔が差したくらいなんでしょうね…多分…???(女心が分からない奴の感想です…😅)
ところで、台湾の既婚者って
“右手薬指”に結婚指輪をする文化なんだろうか…???
※調べてみると、以前はそうだったけど最近では左手薬指が主流らしい。
もしかしたら主人公ら中年夫婦の
“世代”を表す意味で
あえて右手にしてたのかもですね。
2020年87本目