衰弱させ眠りについた人を殺してしまう、人の眠りに取り憑く悪霊マーラ。ある事件を追う内に自らもマーラに取り憑かれてしまった犯罪心理学者のヒロインの奮闘を描いたホラー映画。
主人公が事件に関わり自らも取り憑かれ右往左往するという「リング」のような正統派のホラーという印象。ドキッとする怖さはあまりないですが、うわぁ…と云うじめついた怖さはあります。
主人公がこの後に及んでもやっぱり妄想だとか言って煮え切らない態度は腑に落ちない。マーラさんも長身婆さんみたいな感じでそんなに怖くはないですね…。襲われる理由もなんかとばっちりみたいで腑に落ちない。
額のシワは老いを感じますが、オルガ・キュリレンコさんはお綺麗。流石にこの映画ではヌードは披露してくれませんが、彼女のお風呂シーンなどサービスショットはあります。しかし、お綺麗で華があるのにここ最近の主演作はあまり恵まれていないような…。
結末は好き嫌いがハッキリ分かれるでしょう。物足りなさは残りますが、ホラーとしてはまずまず楽しめた作品でした。
結局、充血赤目が一番怖かったです(笑)