ゆき

BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-のゆきのレビュー・感想・評価

BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-(2019年製作の映画)
3.6
脚か臓器かアイドルか。5秒で決めろ。

組のために身を呈す若手3人。不始末を起こした彼らに組長が下したのは性転換&全身整形で女の子としてアイドルデビューすることだった。

性転換を逆手(?)にとったピンキーバイオレンス(?)
設定は斬新かつ無茶苦茶だけれど、東映愛満点の作品でした。
小沢仁志&岩城滉一の存在感がいい柱。
恩義を糧に“漢”を守るか“アイドル”である自覚の狭間の描き方と可愛らしい女子3人が貫いた“男”っぽさが懸命で良かった。
綺麗っていいよね〜。(トイレの張り紙)など小ネタがジワる。
劇中登場するアイドルソングも良いんですが、エンディングの「仁義なき戦いのテーマ」がサンプリングされたあの曲、欲しいです。
任侠ブーム真っ只中を嗜んだ年代も懐古趣味な現代っ子も楽しめるであろう一作。
大杉漣さん・・・・・・・・!
ゆき

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