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ドキ死のsingerのレビュー・感想・評価

ドキ死(2018年製作の映画)
3.0
MOOSIC LAB2018にて、短編部門グランプリ、ベストミュージシャン賞、女優賞に輝いた作品。

それだけあって、30分の中の濃縮度が凄くて、パラパラマンガのようなスピード感について行けなくなりそうでは合ったものの、なんだか最後はスカッと気持ち良く上手く収まってしまうような感覚。
そして、音楽とのマッチングもとても良くて、やっぱりMOOSIC LABの作品は良いなぁと思わされました。

Nakakoまるさんが歌う主題歌、「ドキ死」も、作品の幕引きをとっても軽快で爽やかに彩っていて、観た後にいい気分にさせられる短編でしたね。

主人公、中野並子を演じた、Nakakoまるの”拗らせ女子”ぶりに、「勝手にふるえてろ」の先駆けっぽい雰囲気も感じたなぁ。
でも、ひとつの恋愛から起こるエネルギーって、意外と結構、今作のような些細なきっかけから、大きなものに発展したりすることがあるよなぁと、そういう部分については、少し共感させられたりもする、そんな作品でした。
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