ブラックパンサーの頃よりも痩せてるチャドウィック・ボーズマン。この作品を撮影してた時期はおそらく病状もかなり悪化してたはず。
街を走るシーンを見ていて「つらかっただろうなあ」と、ストーリーとは全然関係ない感情が押し寄せてしまう。終始そんな感じだった。
翌年には亡くなってしまった彼の、遺作扱いになる作品なのかな。もっと彼の作品を観たかったな。
作品自体は面白かった。チャドウィックうんぬんを置いたとしても。
サスペンスものって人間関係のバランスがキモで、端的に表現するのは「目の演技」だと思っていて、主演のチャドウィックの眼力は素晴らしかった。いろんな目の表情がある。
JKシモンズさんの眼力も毎回いいですな〜。低音ボイスも相まって作品に重みを加えてくれる。
サスペンスを見慣れてる人ならオチは結構早い段階で分かるかもですね。