勝沼悠

クーリエ:最高機密の運び屋の勝沼悠のレビュー・感想・評価

3.2
 キューバ危機の裏で西側のスパイとなった実在のイギリス人ビジネスマンのグレヴィル・ウィンを描く。

 鼻もちならない優秀な男を演じたら天下一品のベネディクト・カンバーバッチ。ただ、もちろんそれだけの男ではない。
 疑われないからと一民間人にスパイを頼む。その成否が核戦争になるかどうかを分けてしまうというのだからメチャクチャだ。二人とも捕まってしまうわけだけど、彼らの成したことは大きいという映画のつくりは説得力があった。
勝沼悠

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