ゆ

ゴーストバスターズ/アフターライフのゆのレビュー・感想・評価

3.9
良作だった。

あのゴーストを探す機械をチラ見せからのスタート。今回はあの4人のゴーストバスターズたちのうちの誰かの子孫の話らしいけど誰だ…?と引き付ける序盤が良かった。

前作までのネタの入れ方もファン歓喜もので、“Are you a god?“の問いへのRayの答え方から、ほんっとに第一作目の序盤の、今だったら男女差別だろって言われるPeterの怪しい被験者ビリビリ実験の回収まで、きれいな収め方だった。

若干続編の作り方がインディ・ジョーンズに似てるなーと感じた。最初はB級映画バリの若干のバカ映画から始まったシリーズが、時を経て以前の主人公たちが時代遅れのものとして扱われるようになるんだけど、その寂寥感と愛する人との絆を描く、的な。この手の続編は、インディも然り、全盛期のバカ映画風の雰囲気が好きな人には不評だし、ちゃんとシリーズを一から見てない人にはなんのこっちゃであまり受けないかもしれないが、個人的には好き。

欲を言えば第三作目の内容も無視しないでほしかったかなー感。
ゆ