多分この監督さん（他のヒトかもしれないけど）、自分のか知り合いのおじいちゃんから「この森には昔……」って話を聞いていたんでしょうね。そして多分、記憶の風化に危機感を抱いたことからこの作品でメッセージとして届けたかったんだと思うんですよ。まァ、そんな意図なんてさらさらなかったでしょうけど。
だから、そんなテーマ的なトコロはとても良かったと思うんですよ。特撮の悪役みたいなのが出てくるまでは……イヤ確かに、他にも色々ツッコみたい気はヤマヤマなんだけど。兵士たるもの、銃口を無闇にヒトに向けるな、とか。
とりあえず、もう少しリアリティを追求してくれれば救いようがあった、と思わざるをえない一作。
トラクターの燃料は軽油だ、という常識からして欠如してるんだから仕方ないけど。
