Towa

ゴーストランドの惨劇のTowaのレビュー・感想・評価

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)
3.8

“誰しもこの『罠』に驚愕する…”


監督は『マーターズ』などで知られるフランスの鬼才パスカル・ロジェ。引越したばかりの家で突然の招かざる者の侵入により人生を狂わされた3人家族の惨劇を描いたホラースリラー作品。


✒️シングルマザーのポリーンと10代双子の快活的な姉ヴィラと内向的でホラー小説家を夢見る妹ベスは亡き叔母が住んでいた古びた屋敷に引っ越してきた。その日の夜、突如として2人の暴漢が家に押し入ったが、なんとか母が娘たちを守り正当防衛で犯人を殺害する。16年後の現在、ベスだけはあの家から出ていた。今は家庭を持ち小説家として大成していたある日、電話が鳴り姉から「ベス戻ってきて」と言われ、急遽ベスは母と姉の待つ実家に戻ることになったのだが…


「こんなんぜーったい騙されるじゃん!」

びっくり系のかなり不気味で不快なホラー。
だけど何回もいろんな衝撃的な展開が
続いていくからある意味、辛すぎるけど
あの”どんでん返し”は気持ちいいー!!
ま、そこからが本番なんだけどね✨

姉妹2人ともせっかく美人さんなんだけど、
(ちなみに幼少期の妹ベス役がなんと
『コーダ』のエミリア・ジョーンズ)
もう中盤からはなんか人形メイクして急に
ぶちゃいくになるし、また見てられない程に
顔が腫れ上がった2人を映しだすことにも
なるからもう観るのキツかったわ…


話の展開もほんとテンポ良くって全く
飽きさせない工夫がまじまじと感じられる
画だったし、さらにいろんな事が予想外に
起きてくるから集中して見入っちゃったよね!


…そして”あの”絶望感ね。。
絶望好きの方、お待たせ致しました!!
ちょっとあの『チェイサー』思い出したわ。。


⚠️女性が変態に痛めつけられる描写が多く
不快感全開なので鑑賞の際はお気をつけを。

けどこれもっと評価されても良いと思う!
人は選ぶけど、いろんな感情で驚きたい方に
おすすめしたい作品でした♪


一口メモ:
引越し早々3人がドア開けっぱなしにするんだけど
カナダとフランスの合作みたいだからか
実際にカナダ郊外は隣のアメリカとは違い
鍵をかけない習慣らしいね、、これまじ?
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