“誰かにとってはゲームではない…”
“ナイブズ・アウト”の続編第2弾。
監督と脚本は前作に引き続き『スター・ウォーズ / 最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン。そして主演にはダニエル・クレイグ、エドワード・ノートンと豪華俳優陣によるある孤島の別荘で起きる事件を探偵ブノワ・ブランが一癖ある来訪者たちの真相に迫っていくオリジナルミステリー作品。
✒️ 大富豪で世界的企業”アルファ”社のCEOマイルズ・ブロンは、友人たちに招待状である木目調のカラクリ箱を送り、ギリシャにあるプライベート島に建つ”グラス・オニオン”に皆を招待する。その閉ざされた島で殺人の謎解きパーティーが開催されるという。ゲームのはずがある人物の死で殺人事件に発展してしまうのだが…
いわゆるクローズド・サークル。
前作同様かなりアガサ・クリスティの小説を
彷彿させるかのようなありがちな物語…かと
思いきや現代風にアレンジされ独特の演出で
今作もしっかり魅せてくれる。。
“探偵ブノワ・ブランシリーズ”の第二弾!
1作目を観ていなくても単体としてしっかり
楽しめる作品に仕上がっています🙆♀️
まずは孤島のランドスケープが美しい✨
バカンスにきた気分になれるこの開放感!
非常に心地良いロケーションがまたいいね〜
最高の舞台は整ったぞって感じで始まる…
「あれれぇ〜?おかしいぞ〜?」
退屈な時間が過ぎてる…さらにあえて
わかりやすい伏線もある前半。。
ちょっと眠いぞ……私ふぁいと!
なんとかダニエル・クレイグ演じる
探偵ブノワ・ブランが前作ではあまり
見せなかったお茶目な部分紹介もあってか
そのキャラのお陰で退屈しのぎとなったけど
この作品、なかなか殺人起こらーんジタバタ
…うーんほんと、じらされる〰︎!!
そうこれ犯人は誰だ?よりも
誰が殺されるか?で観ると面白い✨
そして、中盤の”あの衝撃展開”から
まさにこの”ナイブズ・アウト”が始まった!
やっぱりこの監督の見せ方が上手いわぁ、、
特にこのタイトルの意味がわかると
「ほぉーん!唸るじゃん」ってなったから
これを1番知ってほしいかなー♪
前作ほどのどんでん返しは無かったけど
とても多重構造の良質なミステリーって
言うよりかはストーリーでした!
私の中でのこのシリーズは、、
“古典的ミステリー”と言うアウターを首元まで
しっかりファスナーを閉めた状態から始まり
徐々に外気温が上がってきたから突然!
そのアウターを破り捨てて、中からとっても
クールなトップスが現れる!っていうのが
”ナイブズ・アウト”のジャンルであり
醍醐味だと思ってます。
劇中でも”破壊者”って言葉が出てくるけど
それを演者のみならず、監督自らミステリーの
タブーを描き作品でぶち壊していく言わば…
監督が”破壊者”だったと思います。。
これは3作目ありそうな予感…
次作つくってくれえ〰︎!!
一口メモ:
本格ミステリーとして観ちゃうと、、
肩透かしにあうかもなんで気軽にみよう🧚♀️