春花とおく

DUNE/デューン 砂の惑星の春花とおくのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.9
おもろい。面白いが──それは、この物語が、少なくとも続編がありそして恐らく三部以上の作品であろうと確信した後での評価となる。要は、この物語の立ち上がり、序章として大変重厚であり、この先を期待させるに十分な作品であった。

二時間半は決して短いものではなく、長いとすらいえるだろう。しかし、全体通して間延びした感じはしなかった。むしろCG映像のクオリティや、はばたき機を代表としたメカ的カッコ良さ、特に主張したいティモシーシャラメの美しさなど楽しむべき点も多く、重厚的だった。必ずしも観やすいストーリーではないのだが、だんだんと明らかになってゆく謎や展開が先への期待を抱かせる。僕自身としても早く「2」がアマプラ(ネトフリも可)で観れることを楽しみにするばかりだ。
春花とおく

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