このレビューはネタバレを含みます
うわ〜そっちか
息子のせいでせっかくの復讐が一瞬で終わっちゃったとこが胸糞でした。
あの出来事があってからの家の中に肌が黒い人が入り込んでたらヤベ!と思うのは当たり前なんですが、そいつや母親の様子を何も考えんで急にぶっ放しちゃうあたりはお育ち感がありますねー。
全身入墨したって生まれながらの肌の色にはならないと思うんですが、そのまま生きてりゃ「異端」のように扱われる理不尽さは絶対味わうと思うんですよね。
それが疑似体験的な復讐になるかはわかりませんが、強制的に気づかせるきっかけにはなるのではないかなと…
私は、わざわざあのやり方を選んだグループはそういう事を狙いの一つにしてやしないかと思いました。
やので、変身を味わう時間もなくあんなあっさりやられちゃって「もったいねー」って感じです。
これによって復讐返しの線が濃厚なんのもきちぃ。しんどいラストです。
作品としてはかなり好きだったので、2時間の方も見てみます。