このレビューはネタバレを含みます
西暦2174年。地球滅亡寸前、限られた資源の争奪が頂点に達する。人類は地球と同じ環境の惑星たにすへの移住を計画する。選ばれし者達が搭乗した宇宙船エリジウムが旅立った。やがて二人の飛行士が冷凍睡眠から目覚めると誰もいない宇宙船に乗船していることに気付く。何故そこにいるのか、自分達が何者なのか全く記憶の無い中、船内を捜索していると彼ら以外にも恐ろしい“何か”が存在していることに気付く。恐怖と共に次第に明らかになる驚愕の真実とは?パンドラム症とは一体なんなのか?
ノアの方舟のように生き残った人類が集まっているエリジウム船の原子炉が停止しかかっており再起動させないと宇宙の果てで遭難することになる‼️限られた時間内に記憶喪失の船員達が北も南も分からない巨大な船内で原子炉に向かうという無理ゲーに、パンドラム症という恐怖の病。そして何処からともなく出現した人を食べるクリーチャーが立ちはだかる。
果たして主人公達の運命は!?原子炉を復活させて新たな移住先となる惑星タニスへたどり着くことは出来るのか!
徐々に記憶が読み戻ってきて自分は何者なのか。主人公の妻は何処にいるのか!生きているのか船員内を駆け巡って行くなかで辿り着く真実!にはかなり満足。
クリーチャーが完全に「ディセント」そっくりで驚きましたね。罠を仕掛けて獲物を吊ってから複数で襲い掛かりはらわたを食い散らかす…というもので一瞬ではありますが腸や首スパ等のゴアがあるので良い👍️しかしグロ度はやさしめ
あっ、けど犠牲者の骨と血の池を泳ぐシーンがあるかw
パンドラム症は簡単に言うと極限状態に陥ることで幻覚などが見えて錯乱するって感じかな?
過去に錯乱に陥ったクルーが助けるためと冷凍睡眠している人間達のカプセルを宇宙に解き放し五千人以上を殺した。
なんで一気に船外に解き放つシステムなんかあんの?需要無くないか?と過去の事件を話している際に思った疑問を終盤で、あのように回収するなんて、、。
装備した人間3人VSクリーチャーの肉弾戦がかなり激戦で血みどろだしギリギリだし。ここまでの強敵がこんな無数にきると思うと絶望…。
世にも珍しいクリーチャーとの肉弾戦がかなり目立つこの作品で主人公達がなかなか死なないのも特徴。一瞬だけ登場する脇役?いやエサ枠が犠牲になるだけで主人公と共に行動するメンバーはズルいじじい以外全員好きかなー。登場人物に愛着が沸きますね!意外と登場人物が多いのも驚きました。
この船がいま、どこにいるのか。
クリーチャーの正体とは
事件を起こした黒幕とは!
色んな謎がどんでん返しとして視聴者に衝撃を与え、なおかつラスト数分までバッドエンドかハッピーエンドか先が読めない展開が続く脚本は実に見事です。
あまり有名じゃないけど是非とも見てほしいモンスターパニック映画です