かー

82年生まれ、キム・ジヨンのかーのレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
4.0
日本のアズミハルコ、フランスのフランシスハ、韓国のキムジヨン。という感じがした。
私は独身だが、わかりみが深くて苦しくて涙が出た。他人の人生を自分の道具みたいに考えてる人が出てくると、映画だと分かっていてもふざけんなよ、とハラワタが煮え繰り返る。日本はここまで大袈裟じゃないと思いつつ私は結婚してないから嫁姑問題とか自分ごと化できないが、産休育休で昇進が阻まれる感とか日本もさして変わらない。というか世間的にはだいぶ変わってきてると思うし自分自身もいくら親戚とか仕事上出会うジジイとかに結婚云々言われたとて全然なびかないけど、なびいてたまるか、って思わせんなよと思う。思わせんな!!最後はちょっと丸く納めすぎだろと思ったけどジヨンの姉も母も同僚も女性が全員サイコーだったし、あんぱん買ってくる弟もデリカシーのないオトンもキャラクターが最高だったから満足。それにしてもチョン・ユミさん、上戸彩7と木下優樹菜2白石麻衣1って感じの顔だな。
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