ありがとう…そして、さらばイップ・マン
まさに完結編と呼ぶにふさわしい面白さだった
時代背景や設定の都合上、今までのシリーズにあった大乱戦が無かったり、イップ・マン自体のアクションシーンは減少していたし、舞台がサンフランシスコになったおかげかストーリーのテイストがだいぶ変わっていたのは残念ではあるものの
変わりに序盤はあの伝説のドラゴン、ブルース・リーを彷彿とさせるチャン・クォックワンのキレッキレのマーシャルアーツや華麗なヌンチャク捌きを堪能出来るし
老いと病に苦しみながらも、それを感じさせない凄みとキレを感じさせるドニー・イェンの詠春拳は相変わらず素晴らしい
太極拳や形意拳など様々な中国武術が入り乱れたり、終盤ではスコット・アドキンスの人間を超越した格闘アクションをしっかりと見れたのはGood!
前3作の要素を継承しつつも白人の華人に対する偏見や差別、移民問題にフォーカスしたストーリーやシリーズを締めくくる感動のラストは必見!!