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アンクル・トムの小屋のScriabinのレビュー・感想・評価

アンクル・トムの小屋(1903年製作の映画)
4.0
書き割りが素晴らしい。映画はこの後「現実らしさ」を追い求めて、伝統的なイリュージョンのスタイルを廃棄していくけれど、これが本当は一番美しい形だったのではとさえ思える。
アングロ系の肌は自然光だと暗くなってしまうというのがよくわかった。帽子の影になったりすると、途端に白人と黒人の区別がつかなくなる。グリフィスはこの肌の色の違いをフィルム上で明確にしようとしたのかな。
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