主人公の腕に彫ってある「沈黙」のタトゥーは一体…w
確かに主役の人、セガールさんの映画に出てたりするけどさ…。
(そっちかい!w)
国際関係の一環として、犯罪組織撲滅を進めることになったアルバニア。
裏社会の巨悪にして組織の首領であるフランク・ペデュラを逮捕するため、地元警察の刑事達と特殊警察のエリート捜査官が手を組むことになった。
刑事達は確かな証拠をつかむため敵に急接近するが…。
巨大犯罪組織と刑事達の死闘を描いた、刑事アクション。
「ルール 無法都市」「デイライツ・エンド」等のガンアクション映画に定評のあるウィリアム・カウフマンさんの最新作。
お話自体はありきたりだし、そこまで面白くはない。
(つまらないわけじゃないが。)
色々と気になる所はあるし、話の展開も地味目。
とはいえ、カウフマンさん映画ではお馴染みのリアル寄りなアクションが多く、最後まで退屈せずに観れる。
本編で展開されるガンアクションはリアル目だが、どの銃撃戦も激しく迫力がある。
(弾着で硝煙が舞ったり、細かいクリアリング等描写が細かいのも好感触。)
アクションの規模も話が進むにつれて大きくなり、クライマックスの戦いに至ってはちょっとした戦争映画状態!w
また、数は少ないながら爆破アクションや格闘戦も盛り込まれており、アクション面では満足。
(紅一点の女刑事が敵に三角締めを極める素敵な場面も。)
ただ格闘戦の時は妙にカメラがブレるのでそこは残念。
スタンドインをバレないようにする苦肉の策なのだろうか。
話がアレな所はありますが、脂っこさ満載で実に潤いのないハードアクションを楽しめる刑事アクション物の佳作。
とりあえず、男臭い&泥臭いアクション物が好きなら押さえておいてもいいんじゃないかな。
無論、過度の期待は禁物だが。