THE QUAKE ザ・クエイクのいち麦のレビュー・感想・評価

フィヨルド観光地ガイランゲルを襲った巨大津波災害を描いた『ザ・ウェイブ』に引き続き、地質学者クリスチャンら家族が登場。地震予知に纏わる困難と窮地に立つ家族救出のための大奮闘を描く。災害パニック作品としては既視感あるシーンばかりだし周囲の人物描写不足や省略も気になるが、それでも手に汗握る緊張感。大地震予報のままならなさを痛感。何と言っても苦悩、恐怖、悲しみ、勇気…を表現するノルウェーの名優K.ヨーネルの演技が際立つ。