はぐれ

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のはぐれのレビュー・感想・評価

3.8
ウェス・アンダーソンの新作を家電量販店の上の階の落語会の催しでお馴染みのよみうりホールで鑑賞するというシュールすぎる体験(←偏見)。

いきなりジャック・タチのあのパロディーから始まるフレンチカルチャーに対するオマージュの五月雨撃ち。相変わらずまるで豪華なピタゴラスイッチを観ているかのような機械仕掛けの絵巻物語にトキメキっぱなし。またそれがフランスというフィルターを通すと輝きが増すのよ。

個人的にはベネチオ・デル・トロの画家のエピソードがすこすぎる。レア・セドゥ姐さんとのセッションがあまりに心地よくてもうずっとやってくれって願ってた(笑)

にしても、いつにも増して視覚聴覚ともに圧倒的な情報量なので右脳も左脳もフル回転。鑑賞後はもうある種のウェス・アンダーソンハイだよね😇😇疲労困憊の極み😇😇
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