このレビューはネタバレを含みます
sorry we missed you
家族を想うとき
よかれと思い家族の為に動くことが少しずつヒビを入れて、家族が壊れていくのが切ない。
ただ幸せになりたいだけなのにね。
妹ちゃんの家族を想ってでた行動が切なかったなあ。
あのラスト、最後まで家族が幸せになれる為の選択だったのか私にはわからない。
でもきっと守りたい存在がいるとみんなそうするんだろうな。
これは誰が悪者とかではなくこうした社会が間違っているのに、どうにも簡単に変えられない難しい問題であり、他人事じゃないなと感じたよ。
誰が悪者で何と闘えばいいかわかれば楽なのにね。
救いようのない世の中で愛する家族を守るために闘う映画。
どちらかというと私はまだ守られてる側だけど、愛する家族を持った時自分がどう闘えばいいかこの社会じゃわからないな、と不安になった。
夜ご飯をテイクアウトして家族揃って食べる当たり前のような些細な家族の幸せを描く夕食のシーンが微笑ましかった。