ちくわ

鵞鳥湖の夜のちくわのレビュー・感想・評価

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)
3.4
滑り込みで鑑賞。

南方のお話に移ったせいなのか前作「薄氷の殺人」からの踏み込んだ表現なのかはわかりかねるけれど、セルフオマージュに満ちた作りになっているものの出てくるキャラクターが180位違う造形になっている。
寒々しいドライさから一転、湿度の高いじっとりとしたものを感じる…。

前作の「地方部の男尊女卑からくる男達の粗野さと搾取される女達の生き方」という構図が割と暴力的で好きだったんですけれど、「粗野さに溢れる男達も情が移ったものには命を懸けた真摯さをみせ、女達は弱くも強かなものを持っている」みたいな今回の構図があまり好みではないなぁと感じたのだった。

しかし胡歌がくっっっそイケメンだな~~!!!絶対最近どっかで見たことある顔って思ってたら「你好、之華」のくそ男だった(*^▽^*)フフ

映像は画面作りがサブカル的でアナログっぽさを出していて雰囲気たっぷりという感じ。グロさはちょっと笑ってしまったw
首チョンパとか傘とかなんだあれは…動作導演はやり過ぎだと思うの…(*^▽^*)

あとグイルンメイにおしゃぶりさせたりザーメン吐き出させたりすげえ演技させんなぁと思ったのだった…(表現が直接的で割とぎょっとした)
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