傷痕アイランド

約三十の嘘の傷痕アイランドのレビュー・感想・評価

約三十の嘘(2004年製作の映画)
2.5
かつてチームだったが失敗して解散した詐欺師集団が再び集結、新たな仲間も加えて一仕事行った帰り道、儲けたお金が無くなっていることに気付く
誰が犯人かお互い腹の探り合いと騙し合いが始まる

一般人よりも簡単に騙される詐欺師たち
こんなに騙されやすくて本当に詐欺なんてできたの?!と不思議に思ってしまったけれど、元々抜けたところや弱点がある者達が寄り集まり補い合って仕事をしていたので一人一人になるとこんなもん
更に恋心や過去の傷も絡まって全員ぐずぐず
それでも何とかして出し抜こうと頑張る様子が楽しい
ずっと本心を出さなかった椎名桔平の最後の場面が良かった

ほぼ寝台列車の中だけで進む物語
食堂車や車窓の風景も見られてちょっと観光気分が味わえる
乗ってみたい