傷痕アイランドさんの映画レビュー・感想・評価

傷痕アイランド

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中村屋酒店の兄弟(2019年製作の映画)

3.2

結婚報告のため久々実家に帰ったら母がぼけていた
家業も介護も1人で背負う兄と東京に出ていった弟の微妙な距離

弟が「彼女も昔介護の勉強してたし」と介護を申し出た時は破茶滅茶に腹が立った
勝手に彼女巻き
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.5

ポアロの友人がそれまで付き合っていた女性を捨てて大富豪の女性と結婚する
豪華客船で新婚旅行中に殺人事件が発生
船に乗っている人全員怪しい!

殺人事件にも愛憎劇にも興味が薄くて、そうか…という気持ち
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ROOM237(2012年製作の映画)

3.2

「シャイニング」に隠されたメッセージを解析する人々

「考え過ぎだよ…」がほとんどだけどたまに「そうかも?!」もある
作者が意図していなくてもメッセージはある!という主張に対して、だったら勝手にメッセ
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草の響き(2021年製作の映画)

4.0

自律神経失調症になった主人公が妻と犬と共に故郷の北海道に引っ越してくる
そして治療の一環として毎日走ることに

主人公が最初に受診する場面、妻からどれだけ受診を勧められても行かなかったのに友人には自分
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

世界一の大富豪ゲティの孫が身代金目的で誘拐される
しかしゲティは身代金は払わないと主張
母親は誘拐犯とゲティを相手に交渉を重ねる

ゲティのケチっぷりが見事で電話を貸すのが嫌だから自宅に公衆電話を設置
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あるいは裏切りという名の犬(2004年製作の映画)

3.5

1人の女性+出世を巡って対立する2人の刑事
その1人が巨悪を潰すために法を犯す
それをもう1人が追求したことから警察丸ごと巻き込んだドロドロの展開に

大きな事件を片付けるための小さな違法はフィクショ
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市子(2023年製作の映画)

4.0

同棲していた恋人にプロポーズしたら失踪されてしまった
青年は恋人市子を探すため関係者に話を聞きに行く

色んな人の視点から市子の過去が描かれ失踪の理由が明らかになって行く過程に引き込まれる
点と点が繋
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

捜査のため二人組の警官が生徒として高校へ潜入する
しかし勉強得意な日陰者と脳筋が逆のキャラ設定になってしまう

脳筋が苦手な勉強を頑張り、かつて馬鹿にしていた地味な生徒達と親しくなって行く様子が微笑ま
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実際の事件を元にしたフィクション
97分中、72分がワンカット

ワンカット部分は一切説明が入らず視点も一つなので状況がわかっていない作中の人物の気持ちに近付きやすい
隠れている(音を出すとまずい)時
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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

3.5

古典撮影技法ダゲレオタイプ(撮影に数十分かかる)に取り憑かれた写真家、そのモデルを務めるが本当は家を出たい娘、娘を解放したい+お金が欲しくて家を手放させようとする助手の思惑が絡まり合っていく

セルフ
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ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

4.5

終戦から5年、暴力はもう古い!これからのヤクザは野球で勝負!

デッドボールで相手チームの選手を減らしたり、魔球を投げる為に自ら指を詰めたり、走者を出す為死を覚悟で球に当たりに行ったり、結局暴力じゃな
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.5

流れ者の主人公はかけると宇宙人と洗脳メッセージが見えるサングラスを偶然手に入れる

新しい街になかなか馴染めなかった主人公を助けてくれる友人が優しい
ものすごく仲が良いわけではないけれどある程度信頼し
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.0

超能力者の主人公は超能力研究所と超能力者抹殺地下組織に翻弄される

やっぱりCGじゃなくて実物はいい!
迫力が全然違う!
グロいものは慣れているつもりだったけどびっくりした
超能力の謎が明らかになって
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.5

エロと暴力を売りにするTV局の社長が本物の殺人番組を見付け出所を探ろうとする

CGじゃない実在する物体はやっぱり迫力が違うな!
現実と妄想?虚構?幻?が混ざり合って境目がわからない不安な気持ちになる
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太陽(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

優秀で頑丈だけれど日光に当たると死ぬ新人類(裕福)と蔓延するウイルスに怯える旧人類(貧しい)が対立する世界

格差!村八分!暴力!閉鎖された村!
明るい要素皆無の物語の中で神木隆之介の純真さだけが救い
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとでも責められると逃げ出す主人公
人格がクズなので当然責められる、そして逃げるを繰り返し次第に行き場が無くなってくる

彼女はよく5年も同棲していたな!
しかも彼女が主人公を許せなくなった理由が
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

7人殺したけれど物的証拠無し自白のみの容疑者をなんとしても終身刑にするために法さえ犯しながら頑張る刑事

内容的には終身刑なのに証拠が無いから無罪になるかもしれないという大きな話
だけどやっていること
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辻占恋慕(2020年製作の映画)

3.5

30代になり音楽を続けるか辞めるかの瀬戸際の人達の話
主人公は辞めて惚れ込んだ人のマネージャーになった
しかしその人も売れてはいない…

こんな絵に描いたようなこだわりが強いミュージシャンと絵に描いた
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みぽりん(2019年製作の映画)

3.0

歌が下手なアイドルがボイストレーニングするがトレーナーがやばい人だった

面白かった
出演者がスタッフも兼ねていて脚本・撮影・編集を監督が担っている時点で期待がはち切れそう
本人の中では筋が通っている
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.5

大失恋して新しい恋を求める里子、叶わぬ片思いをしながらデリヘルで働く秋代、心がギリギリのイラストレーター塔子、人生が上手く行かないOLちひろ、4人の人生が交錯して行く

魚喃キリコの漫画に憧れていた
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デイライツ・エンド(2016年製作の映画)

3.5

復讐のためにゾンビを追う男と身を寄せ合って生きてきた集団が共に戦う

ゾンビになった仲間との再会、感染から発症までの短い静かな時間、弱い人間が最期に見せた勇気など「ゾンビ映画のここが好き!」がたっぷり
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アノマリサ(2015年製作の映画)

3.5

ある悩みを抱えた主人公が出張先で運命の人と出会う

最初はどうして人形アニメなのかな?と思ったけどすぐわかった
人間が演じるより人形の方が嫌な感じになるからだ…
人形はリアル寄りだけど人間よりちょっと
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

列車爆破テロの犯人を見つけるため過去の仮想現実に意識だけ飛ばして調査する主人公
使える時間は爆破直前の8分だけ
見付かるまで何度も爆死を繰り返す

大変な思いをしながら最終的には犯人を見付け出し同時に
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ノスフェラトゥ・ドットコム(2020年製作の映画)

3.0

オカルトサイト「ノスフェラトゥドットコム」の運営者達が失踪したファンを探すため廃工場に忍び込み吸血鬼に襲われる

オカルト好きの若者達がきゃあきゃあ言ってじゃれ合っている様子を観るだけで私は楽しい
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.2

せっかちで何でも1秒早い青年が路上ミュージシャンの女性に恋をするがデートの日起きたら1日が終わっていた

主人公に対する元彼女の評価「顔は100点性格0点」がその通りでちょっと好感が持てず、恋の行方と
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プロミス/戦慄の約束(2017年製作の映画)

3.0

ボウムとイヴは親達が共同で建設しているマンションに住むことを楽しみにしていたが経済破綻で没落、2人で一緒に死のうとする
がイヴだけ死にボウムは逃げ出す
大人になったボウムは途中で建設放棄されたあのマン
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

イベントに参加するため砂漠の町に集ったものの事件が起きて帰れなくなった人々の群像劇
という舞台の制作の裏側を取材したTV番組

現実は白黒、演劇はカラフルというのがいいな
現実より夢や想像の方が鮮やか
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すみれ人形(2007年製作の映画)

2.5

殺害遺棄されたが腕以外の遺体が行方不明のままのすみれ
彼女に執着する男2人の物語
1人は腹話術師になって体を探す人形のショーを行う
もう1人は植物ですみれを蘇らせようとする

狂人VS狂人、どっちも負
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回路(2000年製作の映画)

4.0

人が次々と壁のシミになって消えていく

怖い!!!
ヘッドホンして観てたらささやきが耳元で聴こえて震え上がった
何度も観ていて流れは全部知っているから耐えられたけど初見だったらTVの電源切って家を飛び
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(2022年製作の映画)

2.5

事故死した主人公の霊が帰宅すると数年前に死んだ父の霊がいた
母は霊が見える人で実はずっと父の霊と一緒に暮らしていた

海!夕陽!きれい!
それだけでもういい感じに
母がひたすらかわいそう
でもお別れが
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーマニアの主人公がうっかり殺人鬼の集会に入り込んでしまい対決するはめに

単純な対決ものだと思っていたら主人公が戦いながら自分の欠点を自覚して成長して行く青春物語で面白かった
多分この後殺されるん
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

故郷を捨てた主人公がカーニバル一座で働きながら読心術を身に着け、その技を使ってのぼりつめていく

すごくきれいにまとまっていておとぎ話みたい!
私が「もうここらでやめておけ…」と思った分岐点で主人公は
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

バイトの殺し屋2人組が正社員を殺せば空きができて昇格できる!と主人公2人を狙う

面白かった!
ゆるい日常と厳しい仕事の対比が激しくて楽しい
最初から最後までみんな大好きなものが詰まってる
口うるさい
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嗤う伊右衛門(2003年製作の映画)

3.5

貧乏浪人の伊右衛門は病気で顔がただれた名家の娘岩のもとに婿入りする
しかし伊右衛門の新上司は病気になる前の岩のことが好きだったため様々な嫌がらせをして二人の仲を引き裂こうとする

椎名桔平が美しい
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ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

2.5

殉職した警官が、悪霊を取り締まる組織「R.I.P.D.」に入り相棒と共に世界の滅亡を阻止しようとする

現代の警察の主人公と西部時代の保安官の相棒の噛み合わない捜査が楽しい
2人がだんだん仲が良くなっ
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.0

中年夫婦が中古で買った家の地下室には入ると12時間時が進み3日分若返る穴があった

3日分て微妙
若返ってもわからなくない?!
中年は1〜2年でもわからないと思う
10歳若返るのに2年近くが犠牲になる
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