このレビューはネタバレを含みます
インド映画は「きっと、うまくいく」についで2作目です。
テンポ良く様々なイベントが起こるため、中だるみなく話が進んでいきます。
ベタですが優勝して父と抱き合うシーンでは父親や子供たちのこれまでの苦労を思い出し泣いてしまいました。
インドの結婚観など、他国とはまた違う価値観が映画から垣間見れてくるのも面白いです。
一方で理性的なところで、どこまで実話なんだろうと思う点も多々ありました。
特にコーチを完全に間違った存在として描いていて、終盤は「コーチの言う通りにせず父親のいうことだけを信じたらうまくいった」という展開が続きます。
実在する人物だとしたら風評被害甚だしいので多分創作だと思うんですが、教訓として現実に当てはめたら良くないようなご都合展開も多々あると感じました。