超王道ストーリーのスポ根ものをインド映画でやらせてみるとどうなるか?という例。。実話ベース。
レスリングはグラップラーの格闘技なために、ボクシングのようにカメラワークによるごまかしが効かないので、アクションとしても激しいシーンがずっと続いてスリリング。
単なるスポ根映画ではなく、インドにおけるフェミニズムの重要性も裏テーマになっているようで、作品の中でもそれを匂わせるセリフがちょこちょこ登場する。
案の定というべきか、ヤバめなフェミニストの方々からは「ナショナリズムの名のもとにフェミニズムの表面をなぞっているだけ」というような評価を下されているらしい。
ただ、映画を最後まで見れば分かるように、主人公のモデルになったプロレスラーがインドにおける女性の地位を向上させたことは誰にも否定できない事実なんだよね、と。。。