ま

チャーリー・セズ / マンソンの女たちのまのレビュー・感想・評価

2.5
タイトルの"チャーリー"はチャールズ・マンソンの愛称。
チャールズ・マンソンはアメリカのカルト集団の指導者。

1960年代~70年代にかけて7人を殺害した事件に絡んでおり凶悪犯として有名(実在した人物)。

本作は被害者ではなく、彼の信者であった女性3人にスポットライトをあてた作品。信者の女性役の一人にはケヴィン・ベーコンの娘も出演。

いわゆる当時のヒッピー文化の色合いが強く、まともに働かずクスリをやって愛があれば大丈夫的なその日暮らしの集団生活。

"チャーリー"はハーレムの様な集団を作り自らを"なんちゃってカリスマ"に仕立て上げ絶対的な支配者になる。

結局やってることは「洗脳」で逃げたら殺すよ、いう事きかないと痛ぶるよだけでなく、この人って凄いんだ、彼が言えばなんでも正しいと植え付け精神的にも支配。

題材は面白いんだけど悲劇的な事件などは最後にちょっと登場する程度でイマイチ盛り上がりに欠けた。
マンソンのヤヴァさももっとイカれた演技にした方が強烈だったのでは。

事件に関わった犯人たちが捕まってもなお洗脳が溶けないところが一番恐ろしいことだなと思った。
ま