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黒い乙女Qのhgs514のレビュー・感想・評価

黒い乙女Q(2019年製作の映画)
3.5
31本目

一番の見どころは安藤なつ女史である。
あそこまで違和感なく「◯ねーーっ!」と絶叫出来る人間はそうは居なく、尚且つ説得力がある。

明らかに「あの人」がモデルの役なのだが、クライマックスでついに「あの人」そのものの言葉を発してしまう、そう、彼女はグレイゾーンというパロディを超える禁忌を犯してしまったのだ。しかし、私はそこに一抹の感動すら覚えてしまった。

表現とは、制約のない自由そのものなのである。
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