『サンゲリヤ』などで有名な残酷ホラーの巨匠ルチオフルチ先生の珍エロティックサスペンス。
エロティックサスペンスと言っても自分的には『氷の微笑』や『殺しのドレス』ぐらいの程度と勝手に思って観たのですが、これがかなりの変態ぶりで笑っちゃう程作品としては迷走気味。
ストーリーは死んだ恋人の執刀医に逆恨みした若いおなごが、イタ電とかで散々嫌がらせして、ついには拉致監禁して拷問するという🤣
凄い綺麗な子だけど、恋人とイチャイチャするシーンのやり取りからしても見て取れるようにワガママで短絡過ぎてかなり引く人物。邦題ですがイノセントドールってタイトルもズバリ彼女を指してるのかな?原題は悪魔の蜜…
この拉致られる医者も、何のストレスがそうさせるのか歪んだ性癖をお持ちのようで娼婦相手にサディスティックな面を見せたかと思えば、犬のように扱われて全く違う一面を見せる。
結局ラストは…
どーゆーこと?
病み上がりだったからかな…フルチ先生が大病を患った後の復帰作品ってことで。どういう心境でこれを撮ったのか知りたい。