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ゾンビ津波のYOKのレビュー・感想・評価

ゾンビ津波(2019年製作の映画)
2.8
こんな面白いタイトル観るしかないだろ!って勇み足&肩で風を切り再生したところ、のっけから期待しかないスタートだった。

人類が皆一様に喜ぶジャンルと言えばゾンビかサメ!って思っているので(嘘です)、シャークネードもいつか完走したいなぁ…と思っていたところ、まさかの監督が同じだった。そして主演も。

大真面目にふざけている系の映画って、なんでこうも癖になるんだろうなぁ、なーんてぼんやり考えている内にファーストゾンビのお目見えで、私無事爆笑。

ゾンビが、ゴリゴリに人間にメイクを施したタイプなのに加えて、動きもめちゃくちゃ人間なので怖くない。人間側も真面目にコミカルなので、なんかもう、平和!(?)

腰のベルトにデカ目のナタ突き刺してウロウロしてる主人公、お前日本だったら銃刀法違反ですぐに職質だぞ。

ってか、津波くるタイミング可笑しくない?地震が来てからどんだけ時間経ってんだよ!ってくらい唐突に来るし、陸に上がったらゾンビをやっつけるぞ!と勇猛果敢な主人公に、ってかそもそもどこからこのゾンビは湧いた?などなど、ツッコミが止まらん。たのちい。

主人公がめちゃくちゃゾンビ慣れしてるのも面白くて、全然ビビらん。お前さてはゾンビと前世でやり合ってた口だな?ってくらいゾンビ相手にも冷静沈着に対応する。彼ならウォーキングデッドの世界でも即戦力になるに違いない。

ゾンビの気を引くためウクレレ引いて魂で歌ったイケメン(?)がマジで漢だった。あんたいいよ!でも、足がっ!っていう割に元気そうだったね?女の子と一緒に懸命に走ればワンチャンあったのでは???

とにかくツッコミどころが多くて困惑しながらヘラヘラ観れた。一応なぜゾンビが発生したのかとかも描かれているんだけど、頭に入ってこんし入ってこんでも何とかなる。ノリが大事。

なんか所々でシャークネード(最後の作品だけ見た事ある)味を感じてしまって、笑えばいいのか真面目に見ればいいのか全くわからんで…とりあえずミートマシンだった。いや、何この歌?

ってか、みんな適度に戦える&適応能力高い&冷静&気持ちの切り替え早い&ちゃっかりイチャつくetc…君たちなら来るかもどうかも分からない沿岸警備隊待たずともゾンビ一掃してサバイブ出来んじゃ?って感じ。

テキトー言うけどこれもまたシャークネードみたいにシリーズ化しても驚かん。ってエンドロール馬鹿早くて最後まで笑った。
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