伝えたいことは最初と最後にこれでもかという程しっかり主張されているので勿論分かるが、どうしても後半の展開がイジメ云々以前の話のような感じがしてしまって…確かにイジメがあったから、そうなったという因果関係は分かるけど、前半は壮絶なイジメを描いていたのに、後半はチェン・ニェンとシャオベイの2人の関係や事件が中心に話が進んで、主題が変わってしまっているような気がし、途中から「何を見てるんだっけ？」となってしまったし、その辺から時間も長く感じられてしまった。
それと、最初から伏線だと信じていた部分が、全く伏線じゃなかったのも肩透かし。最後に「やっと伏線回収か！？」と思ったのに。
光の使い方やシャオベイの家の中のデザインなど、視覚的には好きだった。
