改めて、前作は奇跡のような映画だったと痛感。
ワカンダの世界観。
それぞれの種族の強烈なキャラ。
マーベル史上最高にカッコいいヴィラン＝キルモンガー。
アフリカ装束にインスパイアされたカラフルな戦闘服と斬新な集団での戦い方。
最高にカッコいいケンドリックラマーの主題歌。
などなど。
そして、公開タイミングも世間ではブラックライブズマターが注目を浴びていたし、マーベルユニバースの集大成であるエンドゲームにも前作は間に合った。
その全てが、もう一度同じタイミングでは成し遂げ得なかったのではないでしょうか。
そして、 言わずもがな、主人公ブラックパンサーを演じたチャドウィックボーズマンの気高い演技なくして成り立たなかったのが前作。
そう言った意味で、ハードルが上がりに上がっており、どんな二作目を作っても前作を越えることはかなり難しいことが最初から分かっていた。だから、安易に今作を貶すことはフェアでは無いと思う。
それでも作らなけばならない事情もあったかもしれない。
そんな中で、制作したスタッフや出演者全てが初代ブラックパンサー無き世界で生きていくために前向きな区切りになるような作品であれば幸いです。
観る側の我々も次へ向かって行かなければならない。
初代ブラックパンサー後の世界も続く。
ワカンダフォーエバー❗️
