げぶらしらえさんの映画レビュー・感想・評価

げぶらしらえ

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正欲(2023年製作の映画)

3.8

ガッキー登場シーンの死んだ目…
女優って凄い。
原作と脚色の違いに興味深々。

分かりもせんで色々言う奴は、余計なお世話だバカやろーだよ。

世界の中で、ホントの自分を曝け出してわかってくれる人は殆ど
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許されざる者(1992年製作の映画)

2.4

うーん。
何だろう。この時代の男達の身勝手な行動。妻と友人を愛するのなら何やっても良いのか?
たとえ何が理由であろうと、人殺しって『許されざる者』だと思ってけどなー。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

ピカレスクロマンコメディというべき新たなジャンル映画
起こる出来事は、不穏で悲しいのに何故か笑えるのは、バリー・キオガンの顔力のせいだ!
個人的には、ウィリアム・デフォーとケビン・ベーコンに並ぶ顔力だ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

多分、観る前と観た後で、
タイトルの印象が変わる映画。

正に、「花束みたいな」恋物語。

まるでこの世界のどこかにいると思えるような主役2人の名演。👏
Googleストリートビューで探したら実在する
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

2.3

どこを切っても、「過剰な」映画。

松田優作の「過剰な」演技
村川透監督の「過剰な」演出
カメラワークも、音楽も、セットも全部「過剰」

何故、主人公があのような犯罪を行なったのかという動機が後半分か
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パッチギ!(2004年製作の映画)

4.0

おそらく、15年ぶりくらいに鑑賞。

当時は、ほとんどのキャストの名前も顔も知らなかったし、何より、歴史的背景も知らないことも多かったので見落としてることがたくさんあったことを実感。

しかし、見事に
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グラン・ブルー/オリジナル・バージョン(1988年製作の映画)

2.8

この映画に登場する男達は、みんな判断が遅く間違えてばかり。

天然のジャックは、ジョアンナをいつも傷つける。
虚栄心と劣等感の固まりのエンゾは、それが理由で最悪の結末を迎える。
大会運営者は、大会を止
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

トム・クルーズは不世出のアクションスターであることの証明の様な映画。

あのシーンも、あのシーンも、マジでやってんですよね。
トムって、還暦なんでしょ?
めちゃくちゃ走りまくるトム走りも健在。

次回
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スーパーマン ディレクターズ・カット版(1978年製作の映画)

4.3

それゃあ、今の時代に観たらストーリーは突っ込み所は満載だけど、この作品が無かったら、後のアベンジャーズシリーズの大ヒットも無かったかもしれないし・・・

アメコミ史上、スーパーヒーローは数多く誕生した
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.7

言うなれば、長尺の情熱大陸。
でも、それも悪くない。

野球って面白いと、再確認させてもらった2023wbcは、サーイコー‼️

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

最初から最後まで頭がクラクラするくらいの映像とストーリー。

スパイダーマンのヒーローとしての振る舞い方に究極の選択を迫る。
誰かを救う為に、他の誰かを犠牲にして良いのか?
そして、誰かを救うスパイダ
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怪物(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

前情報無しに観た方が良い映画。

正に、現代版『羅生門』というべき作品。
事実は、一つだけど、真実は登場人物すべての中にある。

話が、現在と過去を行ったり来たりするし、人物の視点もコロコロ変わるから
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.1

"Just do it."

「やってみな。」とばかりにチャレンジする主人公ソニー。
情熱と強引さは紙一重だと思うけど、あのプレゼンには心動かされるだろう。
エアジョーダンが当時する瞬間がサイコー!😆
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

多分、ガーディアンズファンが観たいと思える完結編。

個人的に、ガーディアンズの好きな所は
・ツボな選曲
・イケてる宇宙船
・チームでのアクションの痛快さ

そして三作全てに通底する、失敗した者に対す
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.0

福岡ドームが被害に遭うのを見て、地元民として恐々としてたら、静岡も東京も同じ目に…
福岡が大変な時に他人事の様に見ていた東京ヴェルディファンの都民は、自分が被害に遭う時にはなす術もなし。

災害に遭う
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.1

「最後まで嘘ばかり・・・」
教皇がつぶやいた言葉に同意!

ポール・バーホーベンとクエンティン・タランティーノの新作だけは公開同時に映画館へ行かなければ。
どちらの監督も、あと何作をリアルタイムで観れ
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.2

主人公は、言ってみれば中身空っぽな人間。
欲望の赴くまま場当たり的な行動。
よくもまー、これがうまくいくと思ったもんだ。

しかし、こんな空っぽな人間を超絶男前なアラン・ドロンが演じると、何か意味あり
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.4

90年代のギャルのパワー凄い。
世の中もそれを内包出来るくらいのパワーがあったのかもね。

世代を越えてオザケンは良い。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.7

観る前は、『スラムダンク』をどう描いても原作より良くなるはずがないと思ってました。
結論から言えば、そんな先入観を持っててごめんなさいってくらい良かった。

スポーツ漫画史上に残るあの名試合という最高
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.3

とても冗長な映画。

やりたいことはあったけど、時間とお金が足りなかったのか。
キャストも説明過多で、本来はもっと上手な演技が出来そうなのに、全員が大根役者に見える演出でもったいない。

でも唯一、山
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0

改めて、前作は奇跡のような映画だったと痛感。

ワカンダの世界観。
それぞれの種族の強烈なキャラ。
マーベル史上最高にカッコいいヴィラン=キルモンガー。
アフリカ装束にインスパイアされたカラフルな戦闘
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

出演者がみんな歌える&踊れる。
俳優って凄いね。

この映画のショーを実際に観に行きたい。

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.2

戦後のスターの光と影。

あの、ゲイカップルのエピソード実際にはなかったみたいだけど、もしあれが本当の出来事だったらジュディも救われただろうに( ; ; )そう願いたくなるような人生。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

こんだけ大風呂敷を広げておいて、どうやってオチをつけるのかと思ってたけど見事❗️👏

今作を前作のラストから計算してたとしたら、制作陣の中にドクターストレンジがいるに違いない。😅
そのくらい凄い。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

文句を付ける所が少ない映画。

個人的には『青春の光と影』が好き過ぎるので、クライマックスは「良すぎてズルい!」って感じ。

手話の方が、感情が伝わる時があると思えて良かった。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.1

トーキング・ヘッズもデヴィット・バーンも知らない。意味ありげな歌詞の内容も何の比喩か分からない事が多々。

でも、そんなことは関係ない。

素晴らしい演奏とリズムなので、知らない曲でも勝手にノレる。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

「お前たち(パイロット)は、いずれ世の中に必要無くなるんだ!」と吠える長官に対して、マーヴェリックが「確かにそうかもしれません。だけど、それは今日じゃない。」と言うセリフに胸熱!

そのセリフを体現す
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

ただひたすらにカッコいいトムクルーズを愛でる映画🎬

当時24歳くらい?
戦闘服、制服、サングラス、白Tシャツandジーンズ、そして白のブリーフ姿でさえ様になる。
正にスター🌟の輝き。

80年代音楽
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

好みが分かれるでしょーね。
グロ描写は多いけど、終始笑える。

最後のあの『敵』に対する武器が
『アレ』だった事に意味があると分かった時にグッとくる。

ジェームズ・ガンは、世界の端っこにいる者達にス
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.8

こういう映画をどう評したら良いのだろう。
「面白い」と言うのは憚られるし、
「良い」映画とも言い難い。
「凄い」映画と言ってもスペクタクル超大作とは違う。
あえて稚拙に言えば、
『ヤバイ』映画。

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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

3.7

自転車レースのリアルな描写が随所に見られる。
一切無駄が無い演出も秀逸。
思うようにいかないことばかりの主人公ぺぺ。
そんな彼にもこんな日があっても良いだろう。

そして、兄が言うようにペペはレーサー
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.6

コレは良い映画。

登場人物全員に共感出来る。
みんな、なりたい自分になれなくて
悩んで、解決出来なくて・・・。

それでも人生は続く。
アルプススタンドのはしの方の人たちにも様々な人生がある。

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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.9

誰もが、本音の自分と違う『らしさ』に縛られて…
縛られる?のメタファーが、あのロープなのか??

メイン登場人物全員に多面性があり、其々が色々なことを喋るのに、最も大事な事は言葉にしないor言葉に出来
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